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貧乳ちゃん、大好きです

愛香ちゃんと知り合うことができたのは。ここのおかげ。
セフレだけど、気持ちは通じ合ってる。
セフレと恋人の間だって感じかな。

26歳のOLで、俺もリーマン。
彼女もいないし、愛香ちゃんが彼女といえば彼女だね。

性格もいいし、明るいし、好きだ。
セックスは週に3回、俺のアパートで楽しんでる。
痩せ形で、お尻が小さくて可愛い。

でもね、一つだけ困ったことがあるんだ。
愛香ちゃん、ちっぱい、つまり貧乳なんだ。
困ってるのは、そのことを愛香ちゃんが気にしてること。
俺が貧乳が嫌なんじゃないかって疑心暗鬼になってるんだ。

俺は別に気にしてない。
男からすればさ、そりゃ大きいに越したことはないけど、
ぶっちゃけどうでも良くない?。
おっぱいがあれば、それで満足みたいなところないか?

でも愛香ちゃんはそう受け止めない。

何度も
「そんなことない」
って言っても、
「本音は違うでしょ」
って疑う。

「おっぱいが大きい女の子に憧れてるでしょ」
「巨乳のセフレ探せば?」
みたいにふくれっ面することがある。

困ったちゃんだ。

平日の夕方のこと。
二人とも有給休暇とって、俺のアパートでセックス。

「ぁあん・・・・いやあん」

座位で挿入して、楽しむ。
俺も愛香ちゃんもこの体位が好き。
愛香ちゃんのマ○コと俺のち○こがぴったりはまるのがこの体位。
お互い、最高の快感が得られるんだ。

「はぁン・・ぃやんっ・・ぁあン」
「気持ちいよ・・・愛香」
「私も・・・もっと・・やぁぁん」

座位でどくどく射精。
この日3回目のセックスだったよ。

愛香ちゃんとは、やっても一日に3回。
だから今日はこれで終わり。
居酒屋に食事に行ってお別れかな。

「シャワー先に浴びていい?」
「いいわよ」
俺、風呂場に行ってシャワー浴びたよ。

そしてバスタオルで体ふきながら部屋にもどったら、愛香ちゃんの様子がおかしい。
机に座って、じっと下見てる。

何見てんのかなあ。
やばっ!
エロ本だ。

しかもタイトルがまずい。
「巨乳特集号!デカデカおっぱい夏祭り」

しまった!
別に巨乳を求めてそのエロ本を買ったわけじゃないんだ。
エロ本買おうと思ってコンビニに入ったらそれしかなかっただけ。

「そんなの、どこで見つけたんだよ。見るなよ」
取り上げようとしたけど、離さない。

雑誌の表紙の巨乳写真と、愛香ちゃんの貧乳ブラ姿が対比的。

「これさ・・・いつ買ったの?」
「せ、先週かな」
「へえ・・・こういうの趣味なんだ」
「違う・・それは違う。偶然だ」
「デカデカおっぱい夏祭りときたか・・笑っちゃうわ」
「愛香・・・」

完全にショック受けてる。
表情きついし、目を合わせてくれない。

「帰るわ」
「ちょっとさ、待ってよ」
「私の胸じゃだめなのね」
愛香ちゃん、さっさと服着て出て行っちゃった。

しくじったな。

そういえば、こっそり愛香ちゃんの自宅に送った手書きの手紙、今日着くはずだ。
今時手書きの手紙なんて珍しいから、誕生日のプレゼントのつもりで送ったんだ。
下手くそな字だけど。
読まずに破り捨てられるかもな。
それとも読んでくれるかな。

こんなこと書いたよ。

愛香ちゃん、ハッピーバースデー。
手書きの手紙、びっくりしたでしょ。
プレゼントのつもりで書いたよ。

愛香ちゃん、いつも自分の胸のこと気にしてるけど、
僕はぜんぜん気にしてないよ。
愛香ちゃんと一緒にいるだけで幸せなんだ。
僕、愛香がいないとたぶんダメになる。

大好きだよ、愛香ちゃん。
愛してるよ、愛香ちゃん。

夜になってメールが来た。

「さっきはごねんね。私が悪かった。
それと、手紙ありがとう。超うれしかったよ。
でもね、もうあんな本買わないでね。
週末どっか行こうね。    マナカ」

今度エロ本買うときは巨乳は避けようと肝に銘じたよ。

「貧乳特集号!わっしょいぺちゃぺちゃおっぱい秋祭り」

みたいなのないかなあ。

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